レースに勝ち世界を変える果実
2022年の見え方
2022年もあっという間に10日が経ち、もの凄い勢いで世界が動き始めています。世界は良くも悪くも近年類を見ない大きな変化の真っ只中にあり、このことをどう受け取るかによって現在と未来の見え方が大きく違ってきています。
カルダノは、チェンジメーカー、イノベーター、ビジョナリーのためのブロックチェーンプラットフォームです。少数の既得権益ためではなく、すべての人のために、世界をよりよくするために、そしてポジティブでグローバルな変化をもたらすために、カルダノは、オープンで包括的なテクノロジーの新基準をもたらします。
この決意のもと2022年はいよいよカルダノエコシステムが、これまで築き上げてきた独自の分散型プラットフォームテクノロジーを最大限に活用し、世界を変えるプロジェクトが次々とリリースされます。
カルダノの立ち位置
カルダノの立ち位置は、暗号業界のリーダーであるビットコインとイーサリアムを総括して、より安全で安心して活用でき、拡張性と持続可能性をもたらし、国家レベルのデジタル金融インフラを構築することです。
そうした点でロードマップおよび展開のタイミングは他のプロジェクトとは違いますが、この展開はやがて独自の比類なき大きな果実をもたらすでしょう。その根拠は現在のカルダノの開発のプロセスにあります。
簡単に言えば、カルダノは一部の投資家のためのプロジェクトではなく、世界のあらゆる人を包摂した取り組みを推し進めています。全てのプロセスはそのためのものであり、これまでもこれからも終始一貫しています。カルダノは、目の前の価格に精神活動を消費するのではなく、大きな目標に向かって精神を燃やしていいるのです。
カルダノは、ビットコインの比類なき安全性のための技術的価値を最も受け継ぎつつ、より実用性をもたらし、イーサリアムよりもパフォーマンス、スケーラビリティ、コストの最適化をもたらすために開発されてきました。これらの取り組みにより、2022年はいよいよDeFii市場をはじめとする暗号経済に大きなインパクトをもたらすところまできています。
127以上のプロジェクトがテストネットに
現在カルダノには127以上のプロジェクトが、テストネットで開発を続けており、このうちいくつかのプロジェクトは監査を終えいよいよリリース間近となってます。
これらのプロジェクトは、下記の『builtoncardano.com』や『www.cardanocube.io』でフォローアップすることができます。今年はこれらのプロジェクトのリリースにより、一気にカルダノコミュニティが、これまでない次元でカルダノプラットフォーム上のトランザクションを動かすことになるでしょう。
ついに見えてきたリリース後の見通し
そうした中、SIPOも参加しているsundaeSwap DEXプロジェクトもリリース間近となっており、近々エキサイティングな発表すると予告しています。
また、カルダノブロックチェーンとDEXが初日と立ち上げ後の数週間に示すであろうと予想される見通しについても説明しています。SundaeSwapがこれまで取り組んできたカルダノでのdApps開発経験から見えている現在の状況について、記事では次のように述べています。
カルダノ・ブロックチェーンは、グローバルなリーチと浸透を目指し、世界中の取引に関するコンセンサスを数秒で達成し、あらゆる経済的背景を持つ人々を巻き込むように設計されています。その責任の重さから、カルダノは常に “2度測って1度切る “という方法で運営してきました。このマントラにより、ブロックチェーンの初期パラメータは現在、保守的に設定されています。実際のトラフィックの例を見ながら、IOGは時間をかけて慎重にこれらのパラメータを増加させていきますが、最新のものは先月見た12.5%のパラメータ増加です。
これらの説明は時にネガティブな反応をするものにとって絶好のFUDのチャンスともなるのかもしれませんが、ごく普通に考えれば、これから国家レベルのデジタル金融インフラとして展開することを目的をとして開発しているカルダノにとっては当然のプロセスであり、未来の果実を最大限に熟成させるための土壌作りとして十分かつ必要な配慮となります。
カルダノはIOGブログ記事『ゆっくりと着実にレースに勝つ:ネットワークの成長のためのネットワークの進化』でも述べているように、「ゆっくりと確実な」方法でレースに勝つアプローチをとり、基盤となっているネットワーク容量をエンドユーザーが使用できるようにしながら、グローバルに分散化したブロックチェーンとして正常な稼働の継続を保証します。
しっかり確実にレースに勝つ
カルダノは現在下記の全てのキーワードを包含したプラットフォームとして準備が完了し、2022年はカルダノが提唱する新しい暗号経済=”RealFi”が始まります。
- DeFi(分散型金融システム)
- NFT(非代替性トークン)
- Stable Coin(ステーブルコイン)
- Oracle(オラクル)
- DID(分散型アインデンティティシステム)
- DAO(分散型組織)
- Metaverse(メタヴァース)
- GameFi(ゲーム&ファイナンス)
これらを”確実に”実現するために、今後カルダノの開発会社であるIOGは、2022年を通して次のようなカルダノのネットワーク容量を拡大するために計画した一連の改善と拡張を実施する計画です。
IOGブログでは、このアプローチは『先進的で基本的に分散化された技術に基づいて、新しく有能なブロックチェーンのインフラを構築すること』を目的にしており、最初は、Ouroboros Praosプロトコルの限界を利用できるようにするため、いくつかのパフォーマンス改善に焦点を当てるとしています。
IOGが1月8日にメインネットでリリースしたカルダノノードの新バージョン1.33では、インクリメンタルステーク集計と報酬計算により、エポック全体でより均一な計算が可能になり、報酬計算期間中のCPU使用率のスパイクの可能性を低減し、ブロック生成の一貫性を向上させました。
次に、Plutusスクリプトのサイズの最適化、PlutusインタープリタとCardanoノードの実装の基本的なパフォーマンスの最適化に注力し、同じプロトコルのパラメータで、より有用な作業を処理できるようにするとしています。
これに関連して、CIP-0031、CIP-0032、CIP-0033を含むいくつかのカルダノ改良案をもとに、スクリプトやトランザクションのサイズを縮小するために圧縮技術が使用され、これは、同じサイズのブロック内でより多くのトランザクションを実行できることを意味します。
このようにして、レイヤー1のパフォーマンスとキャパシティを向上させるための最適化を実施しているのです。
さらに将来的には、Hydraはレイヤー2のソリューションを導入し、ユーザーが同じ台帳表現を再利用する複数のチェーンを提供できるようにすることで、大幅なスケーラビリティの向上を実現すると説明しています。
そして、SundaeSwap DEXの追加改良も継続的に行われ、分散型ガバナンスへのコミットメントの一環として、コミュニティに提示され、投票される予定としています。
SIPOも最大限学びカルダノエコシステムに貢献します
SIPOも現在SundaeSwap DEXのテストネットに参加しており、scooperを稼働させています。これらの経験により、より深くカルダノの開発状況を理解することができ、カルダノの2022年の展開に大きな期待が膨らんでいます。しかし、期待を調整しつつ確実に進めることを最優先します。
また、この経験を活かして日本発プロジェクト『ポイントシステムを活用した持続可能な循環型地域活性化システム』を確実に進めるために、カルダノの現在地と今後の展開について学び多くを参考にさせてもらっています。IOGとの協業の模索をはじめとして、日本の地域創生のダイナミックな展開と連動しプロジェクトを進めるべく、年始から関係者と活発なやり取りを精力的に行なっています。
2021年はカルダノにとって本当に素晴らしい年でしたが、2022年はもう既に昨年と全く違う景色が動いています。多くのことが一気に動いており、カルダノエコシステムの爆発的な成長を予感させています。
現在見えているカルダノエコシステムの景色は、文字通り氷山の一角です。これらが一気に浮上し始めるタイミングが春頃となるでしょう。そしてカルダノエコシステムの爆発的な成長により、2022年の暗号経済はさらに成熟した果実をもたらすことになるでしょう。
未来をどう見るか?それは私たち自身の見方次第です!内なる変化(果実)が世界を変えてくれると信じ、2022年も邁進していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック312
カルダノは2021年にGitHubで最も開発された暗号化プロジェクトに – Santiment
CryptoRankとSantimentによるデータで、2021年にGitHubで最も開発された暗号プロジェクトはカルダノであることがわかりました。2021年のカルダノの開発イベントは14万件を超えているとcryptobuzz.co.ukが伝えています。
カルダノがDeFillamaに掲載開始
カルダノメインネット上の分散型取引所であるMuesliSwapの立ち上げにより、Total Value Locked(TVL)1,197,415ドルとなっています
ホスキンソン氏が、カルダノにVCを必要としないことをツィート
サムスンは、国土回復の一環として、カルダノ財団のパートナーであるVeritreeと提携
カルダノ財団のSidney Vollmer氏が、サムスンとカルダノ財団のパートナーであるVeritreeが提携したことで、ジャイアントテック企業であるサムスンがカルダノに触れる機会を得たとツィートで報告しています。今期は200万本の植樹を予定とのことで、これをU.Todayが詳しく伝えています。