カルダノ・コミュニティの皆様へ:イザナミProject Castalyst Fund8完了のご報告
イザナミ・プロジェクトのProject Castalyst Fund8が完了
Symons Labによるイザナミ・プロジェクトのProject Castalyst Fund8が完了しましたので、カルダノ・コミュニティの皆様にご報告申し上げます。
今回Project Castalyst Fund8が完了できたことは、カルダノ・コミュニティの温かいご支援による賜物です。深く感謝申し上げます。
株式会社サイモンズの副社長およびSymons Labチームの安蒜氏は、今回のPhase1の完了について次のようにコメントしています。
この度無事にPhase 1が終了しましたことに関し、我々イザナミ・プロジェクトチームSymons Labを代表して、カルダノ・コミュニティの皆様、カルダノ Project Ctalystチームの皆様方のご協力、ご支援に厚く御礼申し上げます。我々は、引き続きPhase 2及びPhase 3への取り組みを図ることを通じて、DAO化した新しい地域コミュニティの創造に努めるとともに、カルダノエコシステムの浸透を目指します。
株式会社サイモンズの副社長およびSymons Labチームの安蒜氏のコメント
今後とも一層のご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。
今回のProject Castalyst Fund8におけるイザナミ・プロジェクトは下記の二つになります。
Expands to 1000cities in JP[APP]800181:ID: Idea #397823 https://projectcatalyst.io/funds/8/f8-grow-east-asia-grow-cardano/expands-to-1000cities-in-jpapp
Expands to 1000cities JP[PointSyst]800182: https://projectcatalyst.io/funds/8/f8-business-solutions-b2b-and-b2c/expands-to-1000cities-jppointsyst
(*上記のページのリポートおよび動画データは執筆時点ではまだ更新されていません。)
下記のFund8プロジェクトの進捗状況一覧でもプロジェクトが完了したことが確認できます。https://docs.google.com/spreadsheets/d/1bfnWFa94Y7Zj0G7dtpo9W1nAYGovJbswipxiHT4UE3g/edit#gid=661694288
イザナミCatalyst Foud 8関連記事: Symons Labプロジェクト『イザナミ』がCatalyst Foud 8にエントリー!
Phase1で実現したこと
Phase1ではブロックチェーンベースの新規『イザナミポイント発行システム』を、株式会社サイモンズの現行システムとAPIで繋げ、『クライアントアプリ』とのAPI連携を行いポイントのトランザクションを台帳に書き込みます。
これによりブロックチェーン技術を用いて、トランザクションにおける手数料やスピードを克服する研究と実証実験を実施し、株式会社サイモンズの経験と実績をもとに、将来のPhase2におけるマイクロファイナンスの基盤を実現するために、システムの更なる実用性や可用性、ビジネスモデルの拡張性の獲得に向けて、設計と仕様書作りに取り組みました。
下記のチャートの通り株式会社サイモンズのシステムに一部組み込む方法を示しています。
Phase1におけるデモンストレーション動画は下記になります。
関連記事:マイクロファイナンスを実現するイザナミ最新開発状況、カルダノを選ぶ理由
Project Catalyst Fund8の完了が予定より遅れた理由
Project Catalyst Fund8におけるPhase1の開発は昨年末に完了し、春には実証実験を終えておりましたが、Catalystチームとのコミュニケーションにおいてすれ違いがあり、プロジェクトの完了のご報告が遅れてしまいました。その最大の理由はプロジェクトのタイトリングによるもので、Catalystチームとの間において既存のシステムに組み込む形のPhase1の理解がスムーズに進まなかった事があげられます。最終的にこの問題はすべて解決し、プロジェクトの完了を皆様にご報告することができたことを嬉しく思っております。
今回の経験は次のProject Catalystへの計画において素晴らしい経験となりましたので、これを最大限活用し、次の提案及び今後の展開に臨みたいと考えております。
イザナミの今後の展開
Project Catalyst Fund8の完了によりPhase1が終了し、Phase2に進むことになります。Phase2ではいよいよ実際の地方自治体への導入を目指したWeb3ポイントシステムの構築を行います。
関連記事:イザナミ・プロジェクトPhase II:地域住民主体の『持続可能な循環型地域社会』づくりに貢献
Symons Labが目指すWeb3による『ポイントシステムを活用した持続可能な循環型地域 活性化システム』を構築するためには、最終的にマイクロトランザクションをカルダノで実現しなければなりません。つまり株式会社サイモンズが提供するシステムと同等のスケーラビリティと安全性を実現することが最低条件となります。
具体的には1秒決済の実現とトランザクション手数料の維持もしくはそれ以上のコスト削減を目指すことが重要になります。また匿名情報の保護もマーケティング情報の活用の観点からも必須事項になります。これらは株式会社サイモンズがすでに提供しているサービスのパフォーマンスに最低でも並ぶ必要があります。これにより地方自治体へのWeb3の導入が促進されことになると考えています。
これは現段階ではこれまでカルダノでそれを実現するソリューションは提供されておらず、Plutus以外のソリューション群であるHydra、Mithril、SideChain(パートナーチェーン)、Atala Prism、Midnightなどは開発の途上でした。
しかしカルダノのソリューションおよび開発環境は、これを実現するための段階に入ってきており、2024年はPhase2の開発を実行するタイミングとなると考えています。
今後は計画通りPhase2の取り組みを進行させ、2024年のリリースを目指していきますので、今後とも皆様の温かいご支援のもと、今後ともSymons Labのイザナミ・プロジェクトを引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
また今後Symons Labが目指すWeb3による「地方創生のためのポイントシステムおよび地域通貨」について、情報を発信していきますので、楽しみにしていて下さい。
Symons Lab イザナミ公式サイト:https://izanami.systems/
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
Laceマニュアル
ニュース動向 in エポック452
カルダノBallotイベント参加方法とCIP-1694の重要性
カルダノBallot(バロット)イベントは、カルダノのオンチェーンガバナンスの未来を形作るための重要な一歩です。このイベントは、カルダノコミュニティが直接、ブロックチェーンのガバナンスに参加し、その方向性を決定する機会を提供します。特に、本日12月1日(日本時間12月2日)から12月11日まで開催されているBallotイベントは、CIP-1694に焦点を当てています。CIP-1694は、カルダノブロックチェーンのガバナンス構造における最小限のオンチェーンガバナンスシステムの開発と展開に関する提案です。
週刊開発レポート:2023年12月2日
ハイライト
Cardanoの環境を改善
Marconiサイドチェーンに関する作業が進行中
Mithrilクライアントライブラリーと2347.0ディストリビューションリリース
CIP-1694に関するCardano Ballotは、Voltaireのガバナンスへの取り組みに関するフィードバックを歓迎
Fund11提案最終段
🔽
https://www.essentialcardano.io/development-update/weekly-development-report-as-of-2023-12-01
現時点の統計
開始されたプロジェクト:150
構築中のプロジェクト:1,304
ネィティブトークン:9.1m
トークンポリシー:81,447
トランザクション数:79.2m
Plutus v1:6,253
Plutus v2:4,693
チャールズ・ホスキンソン氏動画「On Bitcoin, Ethereum, and Cardano」要約・翻訳
アメリカの証券法の不条理について 2023年11月30日、カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は動画「On Bitcoin, Ethereum, and Cardano」をアブダビから公開し、アメリカの証券法の不条理について詳しく話しました。 ビットコイン、イーサリアム、カルダノなどの暗号通貨について、それらの法的な扱い、開発の歴史、業界内の問題点について深く掘り下げています。特にビットコインの極端な支持者(マキシマリスト)による他の暗号通貨への否定的な見方に焦点を当て、この業界の未来についての彼のビジョンを共有しています。
RealFIのCEOであるジョン・オコナー氏と、IOGの社長であるタマラ・ハーセン氏による記事「デジタルネーションズ:ブロックチェーンの時代における市民のエンパワメント」
2023年11月29日にRealFIのCEOであるジョン・オコナー氏と、Input Output Globalの社長であるタマラ・ハーセン氏が共同執筆した記事「Digital Nations: Empowering Citizens in the Age of Blockchain:デジタルネーションズ:ブロックチェーンの時代における市民のエンパワメント」が、ミルケン研究所によって公開されました。暗号コミュニティにとって非常に重要な意味を含んでいますのでご紹介します。
今日のGPTs「SIPO」に聞いてみた!:『カルダノ・ウォレットの使い方を教えて?』
カルダノ・ウォレットを使う方法について、わかりやすく説明するね!カルダノ・ウォレットは、カルダノの仮想通貨(ADA)を管理するためのデジタル財布だよ。以下に、基本的な使い方を簡単にまとめてみたよ。 ウォレットの選択とダウンロード:まずは、使用したいウォレットを選ぶ必要があるよ。代表的なのはDaedalusやYoroiなどだよ。 選んだウォレットを公式サイトからダウンロードして、インストールするんだ。 ウォレットのセットアップ:ウォレットを開いて、「新しいウォレットを作成」を選ぶんだ。 ウォレットに名前を付けて、強固なパスワードを設定するよ。 重要なのはリカバリーフレーズ(秘密の言葉のセット)を書き留めて、安全に保管することだよ。 ADAの受け取りと送金:ADAを受け取るには、ウォレットのアドレスを送金者に伝えるんだ。 ADAを送金するには、送金先のアドレスを入力して、送金額を指定するだけ。 ステーキング:カルダノ・ウォレットでは、ADAをステーキングして報酬を得ることができるよ。 ステーキングは、ウォレット内で簡単に設定できるんだ。 セキュリティと管理:ウォレットのパスワードとリカバリーフレーズは絶対に他人に教えないこと。 定期的にソフトウェアのアップデートを確認して、セキュリティを保つことが大切だよ。