カルダノがもたらす指数関数的な成長
カルダノ・プロジェクト数は900に
カルダノ(ADA)の躍進は次の次元に移って来ているようです。これまでも多くの記録を塗り替えて成長していく状況を毎エポック伝えてきましたが、いよいよその成長の仕方が加速度的になっているからです。
また近い将来(今年中)は指数関数的な成長(ある量が増大する速さが増大する量に比例する現象のこと)という言葉も聞かれ始めています。
今回はその理由について掘り下げていきたいと思います。
現在カルダノ上で開発が進められているプロジェクトの数が、少し前までは500のプロジェクトとカウントされていましたが、IOGがカウントをやり直してみると、実は900近いプロジェクトがあったということが最近判明しています。
500のプロジェクトから一気に900プロジェクトに増えたことで、今後のエコシステムの成長速度は単純に考えても少なくとも倍近くになったと言えます。
カルダノが機関投資家に認められたことの意味
最近気になる記事として、U.TODAYが、カルダノは投機的なリターンではなく、プロジェクトの背後にある真の価値を求めることが多い機関投資家にとって、より適切な存在となっていると伝えています。
その証拠に、Santimentの提供するデータによれば、サメ(鯨よりも小さい)のアドレスがコインを買い続け、カルダノの蓄積フェーズが続いていること、最大10万ADAのカルダノ・アドレスが過去最高の供給比率になっています。
また、IntoTheBlockの最近のデータによると、ADAはオンチェーン取引量が50倍に増加しています。その結果、ネットワークに機関投資家の資金が注入されたとのことです。
U.TODAYは、プロジェクトの基本的な価値の向上は、機関投資家の取引量の急激な増加に反映されているとし、今年に入ってからも、EVMと互換性のあるレイヤー2など、ブロックチェーンの新たなユースケースの開発が続けられていると述べています。
事実、最近Milkomedaが開拓したラップスマートコントラクト技術によって、ユーザーは2つのブロックチェーン間で簡単に資産を移動できるようになり、人気のあるイーサリアムベースの分散型アプリ(dApps)をカルダノの上で機能させることができるようになっています。
さらに、Milkomedaのエコシステムは、ローンチから10日には、TVLが92.14Mドルまで膨れ上がっており、このMilkomedaが提供するサイドチェーンエコシステムは、今後多くのプロジェクトがローンチ、またイーサリアムからのプロジェクト流入も十分に考えられるため、その勢いはさらに大きな波となって押し寄せてくることが考えられます。
こうしたカルダノネットワーク上の新しいソリューションのリリースにより、カルダノは、投機的なリターンではなく、プロジェクトの背後にある真の価値を求めることが多い機関投資家にとって、より適切な存在となるというわけです。
また、カルダノは既にいくつかのサイドチェーンおよびレイヤー2ソリューションの開発を進めており、近い将来にはこれらがリリースされ、更に多くのこれらのソリューションを利用したプロジェクトが一気に誕生することになるでしょう。
- Mamba
- Milkomeda
- Hydra
- Zkrollup
- Mithril
カルダノの成長は”加速度的”で、”指数関数的”になる
また、ステーブルコイン、ラップ資産、合成資産などの機能がリリースされることで、今後数カ月でさらなるネットワークの飛躍的な成長につながることが予想されます。
特にカルダノ・ブロックチェーン上のステーブルコインのような新らしいソリューションやプロジェクトにより、ネットワークの利用率は飛躍的に上昇することが予想されます。そしてユーザーがネットワークとの取引やその他のやりとりに支払う手数料が増加する可能性があります。
また、既に準備が進められている新規プロジェクトのリリースは、DeFiのTVLの増加をもたらし、それに加え『Wave Financial、カルダノのDeFiエコシステムの成長を支援するADA Yield Fundを立ち上げ』が成長曲線をさらに鋭利な角度にする可能性が大きく、今後のカルダノの成長は”加速度的”で、”指数関数的”なものになると予想されます。
カルダノの成長の力強さ
最近のカルダノ成長の力強さは、ユーザー数の増加でもみて取れます。
カルダノネットワークのアドレスが510万人に達し、新たなATHをマークしました。このユーザー数の力強い増加は、ネットワーク上のdAppsやソリューションの数の上昇と相関しており、ネットワークの根本的な成長を示しているとU.TODAYが伝えています。
さらに記事では、2021年3月当時、カルダノネットワークのアドレス数は約260万個であったのが、TVLと保有者数の両方の指標を比較すると、カルダノのスマートコントラクト技術のリリースに伴い、アドレス数が急増していることがよく分かると述べています。
このようにカルダノ成長は、新しい技術やソリューションのリリース、ネットワークの拡張、エコシステム、プロジェクトの増加、機関投資家の信頼獲得、ADA保有者の増加、ビットコインとイーサリアムを超えたトランザクションの獲得により、我々の想像を超える速度で成長していることは、もはや否定できるものでは無いでしょう。その意味でカルダノは、次の次元に入ったと断言できるのではないでしょうか。
イザナミ・プロジェクト近況のご報告
最後にSymons Labが進めている『イザナミ』プロジェクト応援のお願いです。
イザナミプロジェクトは、Project Catalyst Fund8にエントリーしています。
今回のラウンドでは、『イザナミ』プロジェクトのプランAについて、カルダノプラットフォーム上で展開するためのものです。
Expands to 1000cities JP[PointSyst]
https://cardano.ideascale.com/c/idea/397822
Expands to 1000cities in JP[APP]
https://cardano.ideascale.com/c/idea/397823
イザナミプロジェクトは、ポイントと暗号通貨を活用した社会のデジタルインフラとなる持続可能な循環型地域活性化システムです。
そして、株式会社サイモンズが既に日本の地方自治体に導入されている、地域が主体となり、地域の一人一人の行動が、あなたの地域経済を活性化させるための社会インフラとしてのソリューションをブロックチェーン展開する試みです。
株式会社サイモンズのシステムは、多くの日本の地方行政サービスが関心を持っており、その導入を日々続けています。
株式会社サイモンズは、『Symons Lab』を新たに設置し、このシステムをさらに拡張しより柔軟に持続可能な形で提供できるよう、分散型地域経済を創生するため、ブロックチェーンの仕組みを用いたデジタルインインフラとしての『ポイントシステムを活用した持続可能な循環型地域活性化システム』を構築するために『イザナミ・プロジェクト』を立ち上げました。
イザナミ・プロジェクトの詳細は下記をご覧ください。
日本語版『イザナミ・プロジェクト:ホワイトペーパーライト版β』
その一つとして、最近、イザナミは社会デジタルインフラとしての可能性を広げるべく、地方自治体との協力関係を構築し始めています。
その一つに千代田区議員が進めている『秋葉原クリプトバレー・コンソーシアム』への参加が決定しました。
『秋葉原クリプトバレー・コンソーシアム』は、まだ始まったばかりですが、千代田区へのブロックチェーン・プロジェクトの導入、開発リソース(人材・資金)の発掘、参加企業およびおよびプロジェクトの誘致、地域住民、行政サービス、国会議員などとの連携を進めています。
長期的には、秋葉原(千代田区)をブロックチェーン・プロジェクトが集積するクリプトバレーにする計画です。これについては準備が整い次第発表される予定です。
また、最近IOGの開発スタッフの方との交流をはじめとして、システム開発実現の可能性を大きく前進させています。
ぜひ『Project Catalyst Fund8』では、イザナミプロジェクトへの応援と投票をどうぞよろしくお願いいたします。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック330
Cardano360 March 2022
オープンソースコミュニティ主導の新しいカルダノの世界への決定的なガイドであるエッセンシャルカルダノ
BuildingOnCardano には約900のプロジェクト
カルダノ2022年スケーリングのスケジュール表
オリジナル手作りクレイ(粘土)による特別動画で、ヒップホップの世界的スターのスヌープ・ドッグの (Snoop Dogg)のご挨拶が披露
IOGブログ:Wave Financial、カルダノのDeFiエコシステムの成長を支援するADA Yield Fundを立ち上げ
2022年3月30日、米国ロサンゼルス/シンガポール – SEC規制のデジタル資産投資運用会社であるWave Financial LLC(ウェーブ)は、Wave ADA Yield Fundを立ち上げることを発表します。このファンドは、カルダノのエコシステムで立ち上げられた新しい分散型金融(DeFi)プラットフォームを支援するために、初期1億ドルから数百万ドルを並べて流動性を提供するように設計されています。
カルダノロードマップ週刊技術レポート:2022年4月1日
Snoop Dogg氏とチャールズ・ホスキンソン氏がTwitterスペースを開催、新しいCardano NFT Dropが公開される
アメリカのラップスターで、Bored ape Yacht Clubのサポーターとしても有名で、NFTミュージックを立ち上げている、Snoop Dogg氏は、カルダノ・プラットフォーム上で「Claymations」と呼ばれているNFTコレクションを、4月5日(火)に発売される予定です。
CMEグループがSolanaとCardanoのアルトコイン先物を検討中
CMEグループは、ソラナのSOLやカルダノ の #ADA など、時価総額の小さい暗号通貨に基づく先物を導入できないか検討しています。
課題はあるが、これが採用されれば、ビットコイン、イーサリアムに続いて、これまで以上に大きな追い風となるでしょう。
アートとIT技術で価値を証明するメタバース「Cardania Village」
Cardania Villageは、Adax.pro Launchpadにて4月7日~10日12:00UTCからPublic saleを開催予定。4月6日12:00 UTCにADAXステイカーのための早期優先24時間ラウンドが開かれる。
スヌープ・ドッグがカルダノNFTの発行を準備中、ADAは驚異的な成長でメインストリームになる
伝説のラッパー、スヌープ・ドッグはClay Nationと提携し、カルダノ上で新しいNFTグッズを発売し、ファンに貴重な作品や未発表の音楽へのアクセスを提供する予定です。
ドバイの後、チャールズさんはこの3日間、ウクライナとポーランドの国境を訪れる
カルダノは先週30%上昇、これからどうなる?
カルダノのますます進化を続けるコアテクノロジーは、新しくエキサイティングなアプリケーション、プラットフォーム、製品、サービスを構築するためのエコシステムとして有効であることをcoinspeakerが、最近のコアテクノロジーのアップデート、2022年のロードマップを交えながら記事で伝えています。
最大10万ADAのCardanoアドレスが過去最高の供給比率を記録
サメのアドレスがコインを買い続け、カルダノの蓄積フェーズが続いていること、最大10万ADAのカルダノ・アドレスが過去最高の供給比率になっています。
カルダノ(ADA)のシャークアドレスが蓄積フェーズを継続中!真の価値を求める機関投資家の取引量も急増!
ノン・カストディアル型分散型取引所「ErgoDEX」がカルダノテストネットに登場
カルダノ・ブロックチェーンとErgoブロックチェーン間で迅速かつ安全な流動性移動を可能にするノン・カストディアルの分散型取引所ErgoDEXは、カルダノ・テストネットでの初取引を開始、これにをThecryptobasicが伝えています。