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ついに発表された未来の第4世代ブロックチェーン『Minotaur』とますます成長を遂げるカルダノエコシステム:ニュース動向 & ステーキング状況 in エポック319

ついに発表された未来の第4世代ブロックチェーン『Minotaur』とますます成長を遂げるカルダノエコシステム

第4世代のブロックチェーン『Minotaur:マルチリソースブロックチェーンコンセンサスプロトコル』に関する論文を発表

IOGのCEOでカルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、IOGが論文『Minotaur: Multi-Resource Blockchain Consensus』をCryptology ePrint Archiveに提出し、これを2022年1月27日に受理されたことをツイッターで報告しています。

これはPoW(Proof of Work)の最高の要素をどのように取り入れ、最高のPoS(Proof of Stake)を組み合わせ(ブレンドした)た『マルチリソースブロックチェーンコンセンサスプロトコル』で、「Minotaur」と言われる第4世代のブロックチェーンであることを発表しています。

ホスキンソン氏は、以前レジリエンス(回復力)を高めるために、1つのリソースからn個のリソースへという目標は、システムがより全体的にダイナミックになるという意味で必要だと自身の動画『Resources and 1 to N for Consensus』で述べていました。

簡単に言えば、必要に応じてリソースを増やすことで、さらにセキュリティを確保したり、ブロック・プロダクションを複数のプールから得られる可能性があるだけでなく、現在のブロックチェーンでできること以上に、さらに無限にできることを増やすことが可能だということです。

チャールズさんは動画で「今年の後半に論文を発表する予定で、プルーフ・オブ・Xについて、多くの実証実験を行う」と述べていましたが、今回大きく前倒しして今年の1月という非常に早い段階での発表となりました。

論文によれば、”リソースベースのコンセンサスは、パーミッションレスの分散型台帳システムのバックボーンである”とし、”このようなプロトコルの安全性は、システムに積極的に関与するリソースのレベルに根本的に依存する”ので、”様々なリソース(および関連する証明プロトコル、文献ではPoX[Proof-of-X]メカニズムと呼ばれることもある)が存在するため、それらの多くを同時に利用し、複数リソースのコンセンサスプロトコルを構築することが可能かどうかという根本的な疑問が生じる”と説明しています。

そして”異なるリソースを組み合わせる際の課題は、全てのリソースの敵対的パワーの累積が制限されている限り、セキュリティが保たれるという意味で、リソース間の融通性を実現することであるとし、本研究では、PoW(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)を組み合わせたマルチリソースブロックチェーンコンセンサスプロトコル「Minotaur」を発表し、その最適なカンジビリティを証明する”ものであると説明しています。

また、”設計の核となるMinotaurは、アクティブな計算力を連続的にサンプリングしながらエポック単位で動作し、ワークとステークという2つのリソース間の公正な交換を提供”すると説明、さらに、”Bitcoinブロックチェーンと比較して、Minotaurがより高度な仕事の変動に対応できることを実証し、Minotaurを任意の数のリソースに一般化することも実証した”と述べています。

将来的には、リソースとは今回の『Minotaur」では、PoW(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)を組み合わせたものですが、将来的には”proof-of-stake (PoS), proof-of-space (PoSp) and proof-of-elapsed-time (PoD)”などの代替リソース、またさらにはユーザーのスマートフォンなどもリソースとして取り込み、拡張される可能性もあります。

第4世代のプロトコルは、まさにブロックチェーンが限界を超えて、無限に進化する道筋となる可能性を追求するものであり、このことは未来の分散型社会の到来を保証しうる可能性のあるものと言えるでしょう。

DeFi市場で存在感を示し始めたカルダノ

DeFiLIamaによれば、カルダノのDeFiにおけるTVL(DeFiプロトコルに預け入れられた暗号資産の価値の合計)が1億ドル規模に近づいています。2022年2月9日時点でカルダノのTVLが、$90.85 Mになっており、そのうちのそのTVLの94.94%($86.3M)がSundaeSwapにロックされています。

そしてこのSundaeSwapの$86.3Mという数字(TVL)は、すべての暗号市場におけるDEX市場全体で、9位に相当します。

まだまだカルダノのDeFiスペースは、成長が始まったばかりですが、その存在感を確実に示し始めています。

著しい成長を遂げるカルダノ・エコシステム

また、カルダノ・エコシステムの成長を裏付ける数字として、Investorplaceがカルダノが総アドレス数250万を記録してから2ヶ月足らずでADAウォレット300万を達成したと伝えています。

これは1か月前の1月8日時点では、ウォレットの数は273万8000個であったことを考えると、毎月の成長率が10%以上であることを意味し、今後1年間で120%以上の増加の見込みでになります。

また、カルダノエコシステムの成長は、ここ2月に入って急拡大を始めています。

カルダノ・ブロックチェーン上の総取引量は3000万を超え、同時に2022年1月10日から400万件以上の増加も示しています。また、カルダノのアクティブアドレス数が16万を突破しています。

注目すべきは、カルダノの総取引数は、再起動やハッキングなしにこの数字(3040万件)に達したことです。

また、Finboldが取得したデータによると、カルダノ(ADA)ブロックチェーン・ネットワークはここ数週間で、特に分散型ネットワークに追加されたスマートコントラクトの数において、Plutus(Cardanoベースのスマートコントラクトプラットフォーム)は2月に入ってから著しい成長を遂げており、2月1日から10日にかけて、毎日平均17の新しいスマートコントラクトを追加しています。

Finboldはこれについて、ここで重要なのは、Plutus scriptsの数値は必ずしもスマートコントラクトが機能していることを示すのではなく、ADA(スマートコントラクト)上で開発が始まった新しいプロジェクトの数を示していることであると述べています。

カルダノネットワーク上のPlutusスクリプト(スマートコントラクト)。
出典:カルダノ・ブロックチェーン・インサイト

今年に入り、ネットワーク上のPlutusスクリプトの数は357個増加したと同時に、ネットワーク上のスマートコントラクトの数も徐々に増加、1,000の大台を超えた後、わずか2日間で100以上のスマートコントラクトを追加するという過去最大の拡張が行われたことになります。

スマートコントラクトプラットフォームの更新を加速させる提案「CIP-35」

カルダノは、スマートコントラクトプラットフォームの更新を加速させる提案に取り組んでいます。「CIP-35」と名付けられたこのCIPは、Plutus Coreや台帳へのインターフェースを変更するためのCIP提案を行うための、よりシンプルで短いプロセスを提案しています。

Plutusは、カルダノブロックチェーンのスマートコントラクトプラットフォームで、カルダノブロックチェーンと相互作用するスクリプトアプリケーションを可能にするものです。

これによりカルダノは、この勢いを維持し、さらに加速させることになるでしょう。

SundaeSwap ISOリワードの請求方法が発表

SundaeSwap ISOリワードの請求が3月1日より可能になります。

まずは、DripDropz.ioにて可能にり、DripDropzの手数料を支払いたくない場合は、SundaeSwapが今後数ヶ月の間に報酬を請求するサービスを構築する予定です。

報酬を請求できる期間は1年間です。

以下に請求方法などの情報をまとめていますので、ご確認ください。

もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。

ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル

ニュース動向 in エポック319

カルダノ・ロードマップ週刊技術レポート:2022年2月4日

https://roadmap.cardano.org/ja/status-updates/update/2022-02-04/

カルダノは、強力なウォレットの成長を基盤に、ここから上昇する

investorplaceがカルダノが総アドレス数250万を記録してから2ヶ月足らずでADAウォレット300万を達成したことで、ここから上昇に転じると伝えています。

カルダノ・ダイダロスは、ADAのエコシステムに多くの素晴らしい機能をもたらす

BlazetrendsがカルダノのDaedalusウォレットの最近版4.8.0について、ブロックチェーンの検証の進捗状況などの問題を解決し、同期が正しく表示されるようにし、エクスペリエンスを向上させるアップデートなど、ADAのエコシステムに多くの素晴らしい機能をもたらしたと伝えています。

カルダノ・ブロックチェーン上に構築されたプロジェクトが『400』に到達
「Minotaur」と言われる第4世代のブロックチェーン研究報告が提出

PoW(Proof of Work)とPoS(Proof of Stake)を組み合わせた『マルチリソースブロックチェーンコンセンサスプロトコル』で、「Minotaur」と言われる第4世代のブロックチェーン研究報告が提出

カルダノの(DeFiプロトコルに預け入れられた暗号資産の価値の合計)TVLが、$90.85 Mに!
DripDropzにて3月1日よりSundaeSwap ISOリワードの請求が可能に

DripDropz.ioにて3月1日よりSundaeSwap ISOリワードの請求が可能になりました。

ただし、DripDropzの手数料を支払いたくない場合は、SundaeSwapが今後数ヶ月の間に報酬を請求するサービスを構築する予定です。

報酬を請求できる期間は1年間ですので、DripDropzのサービス料を支払うことなく、余裕を持って請求することができます。

以下に請求方法などの情報をまとめていますので、ご確認ください。

ステーキング状況 in エポック319

SIPOエポック319終了時点ステーキング動向
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[SIPO]は4800個目のブロック生成に成功
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カルダノエコシステムとSITION

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