エポックな日々, ニュース, ...

カルダノの躍進を支えるもの、そして現時点のプロジェクトの状況と今後の展開:ニュース動向&ステーキングライフin 253

カルダノの躍進を支えるもの、そして現時点のプロジェクトの状況と今後の展開

カルダノ跳躍進、時価総額5兆円、コインマーケットキャップ・ランキング3位へ返り咲き

カルダノADAは先日(日本時間:2021年3月19日)160円を記録、5兆円の時価総額を達成しコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)では、ビットコイン、イーサリアムに続く堂々の3位への返り咲きとなりました。

この快挙の背景には、主に二つのニュースがありました。コインベースへの上場と、ブルームバーグがカルダノをターミナルに追加したことです。詳細は下記の参考記事をご覧ください。

参考記事
IOGブログ:コインベースがADAを上場、ブルームバーグがカルダノを追加するなど、勢いが続く
カルダノ(ADA)が今週木曜日(3月18日)にCoinbase Proでローンチ
カルダノがブルームバーグ・ターミナルに追加されたことは、投資家の精査にもかかわらず、強気になる可能性がある
ブルームバーグ・ターミナルにカルダノを追加、投資家は資産を精査

これまで日々のカルダノのニュースをみていると、昨年の7月のシェリーハードフォーク以来、絶好調の快進撃を見せ続けています。そしてその勢いは止まることを知りません。ある意味奇跡の軌跡です。

カルダノを既によく知っている方は、一つ一つの動きが、改めて設計デザイン(それとも予言?!)されていた通りの展開になっているので、それが評価されての動きなので驚きとともに興奮すら覚える方もいらっしやると思います。

その設計デザインこそがカルダノの生命線であり、現在の状況は、この考え抜かれた土台により現在の結果に結びついていると言えます。

これまでカルダノを知らなかった人たちが、カルダノの躍進に気づき始めていますが、なぜカルダノがこれほどまでの躍進と大きな期待と注目が集まっているのかわかりかねている方もいるかと思います。

参考記事
カルダノはアルトコインの新星だが、報酬を得るのは数年先になるかもしれない
カルダノがブルームバーグ・ターミナルに追加されたことは、投資家の精査にもかかわらず、強気になる可能性がある
Bloomberg:過去3ヶ月間のカルダノの急成長は、クリプトにおける最も賢明な投資家の注目を集めています
ついに世界はカルダノに気づき始めた!?

実際に”ブロックチェーンはどのプロジェクトも同じで、何が違うのかよくわからない”ということを耳にすることがあります。こうなるとどこにどう投資したら良いかわからないということになってしまいますよね。実際にはまだまだ暗号市場はそのレベルにあるのではないでしょうか?

一つ一つのプロジェクトを丹念に調べて、それを比較するには多大な時間と労力が必要になります。

でも実際には各プロジェクトの特徴やバックグラウンド、実際の進捗状況は全く違います。ここではカルダノの特徴とプロジェクトの現状、及び今後の展開について、もう一度簡単におさらいしたいと思います。

ではまずカルダノは他のプロジェクトと何が大きく違うのか?!

カルダノが他のプロジェクトと一線を画すものとは!?

ズバリ結論から言いますと、その要因となるものが”徹底的に考え抜かれたカルダノプラットフォームの設計デザイン”であると言えます。これまでの軌跡を辿るとカルダノのロードマップが実に完成に向かっていることがよくわかります。そしてこのカルダノのロードマップは実によく考え抜かれているのです。

カルダノを説明する時に下記の様な説明がよく使われています。

”カルダノプラットフォームは、ブロックチェーンと暗号化の分野で業界をリードするトップエンジニアと学識経験者の組み合わせによってゼロから設計され、検証されており、多様な科学的な哲学と研究優先のアプローチから進化した最初のブロックチェーンプラットフォーム”です。

この点が、他のブロックチェーンプロジェクトと大きく異なる点です。そしてカルダノは多様な学問の融合でもあります。

もちろんカルダノがプロジェクトを開始した時には、これに対する批判(例えば学者のお遊びと言われていた。)が多くありました。しかしここに来てこれが大きなメリットになり、ブロックチェーンにおいて必要不可欠な長期戦略としての研究とリサーチが、今の地位を押し上げる要因となったわけです。さらにこれが今後の大きな武器そのものになったということで、これについて語らないわけにはいきません。

カルダノはブロックチェーンそのもの、ビットコインやイーサリアムを最も本格的な研究し、そこから理想のブロックチェーンを作り上げた唯一のプロジェクトなのです。

これについてカルダノステークプールの「Coffee Pool」さんが2021/02/17 に公開された、「David Lee Investing」のデヴィッド・リー氏による、チャールズ・ホスキンソン氏のインタビュー「ビットコインの未来」を翻訳していただいておりますので、こちらをご覧ください。必見です。

参考記事
「学術的アプローチ」の絶大なチカラ
「知の分散化」こそ最強の開発力だ

こうしたブロックチェーンで最も研究リサーチに多額の資金と人材を注ぎ込み、真剣にやり切ったプロジェクトは、数多くある他のプロジェクトの中でもカルダノだけです。

カルダノの開発会社であるIOGはカルダノを開発する上で、シニアリサーチフェロー、研究員、研究者達と共に、さまざまな研究及びリサーチを行い、現時点で102の論文を書き上げています。そのうちの一つであるカルダノプロトコルのコアエンジンであるウロボロス論文は、暗号通貨とブロックチェーンに関する学術論文の中で2番に引用された論文となっています。

カルダノが研究を進めている分野は下記の通りです。

  • 暗号化
  • ソフトウェア工学
  • 分散システム
  • 人間とコンピューターの相互作用
  • ネットワーク
  • フォーマル検証
  • プログラミング言語
  • 信頼できるハードウェア
  • 経済
  • 証券/外国為替/事業に関する方針と規制
  • 税法etc…

このほかにもゲーミング理論など多くのブロックチェーンを完成させる上で必要とされる叡智を集め、これをカルダノネットワークに融合させているのです。

いよいよ実際に動き出すマルチアセット、スマートコントラクト、DApps、DAO、DIDetc…

このプロトコルの成長と動きは実質的な価値を生み出すプラットフォームとしての基盤が着々と整いつつありますが、今の流れを見る限り、今年の夏までにスマートコントラクトが導入される予定なので、その時点でカルダノ1.0は完成することになります。これによりカルダノプラットフォームからたくさんのマルチセット(デジタル暗号資産*既にメアリーハードフォークで実装可能)、スマートコントラクトや分散型アプリが続々と実装されることになるでしょう、そして次の2025年計画が夏頃にはIOGから出てくる流れになっています。

現在すでに多くの企業プロジェクトがカルダノに興味を示しており、すでにイーサリアムから移行するプロジェクトも続々と発表、現時点100以上の企業がカルダノネットワークへの移行で動き出しています。

参考記事
Heraldsheets.com:チャールズ・ホスキンソン氏 100社以上の企業がイーサリアムからカルダノへの移行を検討している

現時点でわかっているカルダノの今後の展開予定

以前の記事でも何度も取り上げていますが、最近カルダノを知った方にお知らせする意味でも、ここでもう一度カルダノの今後の予定について述べます。

その前に、それでもカルダノの展開はまだ始まったばかりで、まさにこれからが実際に様々なプロジェクトが生まれ動き出すタイミングだということです。

シェリー以降のこれまでの流れと今後の予定は大まかに次の様になっています。

2020年

  • 2020年7月のシェリーハードフォークでカルダノネットワークの分散化がスタート、現時点で94%となっています。2021年4月1日のエポック257の開始時点で100%完全分散化を達成する予定です。
  • ガバナンス実装に向けたVoltaire(ボルテール)のための社会実験”Project Catalyst(プロジェクト カタリスト)”がスタート
  • 2020年12月17日6時44分(日本時間)に行われたGoguen最初のハードフォークAllegra(アレグラ)によって、カルダノプラットフォームにトークンロックの到来をもたらしました。ネットワークへのメタデータの統合とともに、投票メカニズムをサポートするVoltaire(ガバナンス)の重要な機能も一部提供。

2021年第一四半期

  • 2021年2月にメタデータ登録が開始、分散型IDシステムやサプライチェーンプロセスの透明性を向上させるトレーサビリティなどに利用。
  • 2021年3月1日Goguen二回目のハードフォークMary(メアリー)ハードフォークが実施され、カルダノにマルチアセット時代がもたらされました。

今後の予定

  • 2021年おそらく6月から夏中にGoguen三回目のAlonzo(アロンゾ)ハードフォークが予定されています。これにより、カルダノネットワーク上でスマートコントラクトが実装可能になります。
  • Marlowe、Plutus、DevNET(既にTestnetsという形で一部提供開始)、仮想マシン(VM)であるIELEなどのプログラミングプラットフォームがリリースされる予定です。
  • ガバナンスの実装(オンチェーンガバナンス)完了で、カルダノ1.0は夏までに完了する予定です。
  • ダイダロスについてもマルチシグや、マルチ委任などの機能を搭載したアップグレードが予定されています。
  • また今年の夏ころにはIOGによる2025年カルダノ計画が提案され、エンタープライズ市場を視野に入れたIELEの登場、Gerolamoプロジェクトや、Hydra(ハイドラ)などを含むスケーリングの開発が進むと思われます。
  • 2022年以降は、カルダノのネットワークの安定及び開発プラットフォームの成熟(多くのプログラミング言語の導入)とともにより多くのマルチアセット、スマートコントラクト、dApps(分散型アプリ)、DAO(分散型組織)、DID(分散型アイデンティティ)などがカルダノネットワークに参入してくるでしょう。
  • また、Gerolamoやハイドラの導入が、より一層のエンタープライズ市場の導入をもたらすものと思われます。
  • AtaraプロジェクトによるDID(分散型アイデンティティ)システムの導入により国家プロジェクトのバックエンドにカルダノを導入する可能性があります。
  • 最後にウロボロス・オメガについても触れておきましょう。これは新しいコンセンサスアルゴリズムであり、「IOGが過去6年間に持っていたすべてのアイデアが一堂に会する」プロジェクトです。

などなどこのほかにも多くの重要なプロジェクトやタスクがたくさんあるので、紹介しきれませんが、今カルダノを知った人やこれからカルダノを知る人にとっては、カルダノネットワークの基盤がほぼ完成に近いことからも、今が参加するには絶好のタイミングと言えます。
*これらはあくまでも予定なので変更が予想されます。

また、カルダノの動きをよくみてきたカルダニアンにとっては、実際にそれらのプロジェクトがいつ可能なのかが予測できる様になり、そして実際に自分に何ができるのかというフェーズに移り変わりつつあると思います。

カルダノに参加するには今が絶好のタイミング!?

そして先ほど述べたコインベースプロへの上場ブルームバーグターミナルへの導入により、これまでは全くカルダノを知らなかった数百万以上の投資家にカルダノが紹介されるので、これまでとは違うレベルでカルダノへの注目と新しい機関投資家の参入が一気に加速してくると思われます。

そして今カルダノを知った方は、これがまだまだ始まったばかりであり、まだまだ十分に間に合うということです。ぜひこの絶好のタイミングでミライのカルダノに参加されてはいかがでしょうか?

最後にInvestorplace.comの記事「カルダノはアルトコインの新星だが、報酬を得るのは数年先になるかもしれない」はカルダノADAをアルトコインの新星として紹介しており、ビットコインやイーサリアムとの比較から、これらと同じレベルに達する可能性があるとともに、これから機関投資家による資金流入も期待できるを伝えていますので是非チェックしてみてください。

まだ始まったばかりのカルダノに乞うご期待。

参考
カルダノはアルトコインの新星だが、報酬を得るのは数年先になるかもしれない

ニュース動向&ステーキングライフin 253

「世界最大のDAO」はメインネットでのNFTの離陸により成長を続ける

ここ数週間で「世界最大のDAO」へと進化も遂げているカルダノのProject Catalyst DappRadarのデータによると、2月はNFTブロックチェーンのトップ3で400%の成長を記録。

テスラとカルダノがハスケルで開発(者募集)!?

興味深いツィートにタグ付けされました!

マイク・ノボグラッツさんが、カルダノの詳しい説明を聞くためにとカルダノ開発会社IOGのCEOであるチャールズ・ホスキンソン氏さんと直接電話でのやり取りがあったようです。
PAC GlobalのCEOが、チャールズ・ホスキンソン氏が着実にリリースしているカルダノ(ADA)を好むと発言

米国の元政治家であるPAC GlobalのCEO、時価総額で5番目に大きい暗号通貨である #カルダノ#ADA )への関心を再びアピールした。 Voyager Digitalの調査によると、個人投資家は代表的な暗号通貨であるビットコインよりもカルダノ(ADA)に対して強気に

カルダノのスマートコントラクトが、Java、C++、Pythonなど様々なプログラミング言語で動作するようになる
IOGブログ:カルダノ拡張UTXO会計モデル – マルチアセットとスマートコントラクトをサポートするために構築(パート2)

カルダノの”拡張UTXO”がビットコインとイーサリアムを継承し、さらに発展させたという意味の確信となる技術です。

U.Today:100社以上の企業がイーサリアムからカルダノに移行へ
Bloomberg:過去3ヶ月間の #カルダノ の急成長は、クリプトにおける最も賢明な投資家の注目を集めています

ブルームバーグがチャールズさんのインタビューともに、カルダノについて報じており、「過去3ヶ月間のカルダノの急成長は、クリプトにおける最も賢明な投資家の注目を集めています」と伝えています。

ダイダロスフライト 4.0.2-FC3がリリース
いよいよ来週チャールズさんがアフリカ講演「Blockchain Africa Conference」で基調講演を行います!

カンファレンスは3月18日から19日までオンラインで開催され、参加費は無料。

ブルームバーグ・ターミナルにカルダノを追加、投資家は資産を精査

ブルームバーグ・ターミナルにカルダノ(ADA)が追加され、多くの主要なプロの投資家にこの暗号資産が公開されました。

グローバルヘルスケアプラットフォーム「Ask The Doctor」がアフリカで世界初のユーティリティヘルスケアトークンにカルダノ を採用

7億5000万ドル相当のビットコインを売却し #Cardano とポルカドットホールディングスを増やすと報じられFD7のジョイントベンチャー「Ask The Doctor」が、アフリカでの世界初のユーティリティヘルスケアトークンに #カルダノ を採用したと発表。

カルダノがブルームバーグ・ターミナルに追加されたことは、投資家の精査にもかかわらず、強気になる可能性がある

Cryptoslateはブルームバーグターミナルに カルダノ が追加されたことを受け、この動きはブルームバーグターミナルを利用するプロの数十万人の機関投資家の間で、Cardano に対して極めて強気であることを証明する可能性が高いと報じています。

カルダノメアリーハードフォーク記念ネィティブトークン”SPACECOINS”を無料にてプレゼント
Ledger Nano SとXがMaryハードフォークに対応
カルダノ週刊技術レポート:2021年3月12日
最近カルダノに興味があると報じられたビットコインのタイクーン(富豪)、マイク・ノボグラッツさんが、カルダノの詳しい説明を聞くために来週チャールズさんと電話する予定
IOGブログ:Cardanoの拡張UTXO会計モデル – マルチアセットとスマートコントラクトをサポートするために構築されました

2部構成のブログの1回目では、異なるブロックチェーン会計システムと、なぜEUTXOが重要なのかを見ていきます。

SIPOプール報告エポック253

カルダノエコシステムとSITION

お問い合わせ

Contact Us
SIPOのステーキングサービス、Cardano ADA、ADAの購入方法から保管方法についてご興味、ご質問がある方はこちらのフォームからお問い合わせください。24時間以内にメールにてご返信いたします。

最新投稿