SundaeSwap、SUNDAEトークンのYield Farmingプログラムの終了とVasilハードフォーク後の展開
SundaeSwapが、イールド・ファーマーに向けに、SUNDAEトークンのSundaeSwap Yield Farming(イールドファーミング)プログラムが終了したこと、今後の展開についてツィートで報告しています。
SundaeSwapがパートナープロジェクトと行っている他の報酬プログラムは通常通り継続されます。
また、SundaeSwap Labsがブログで、Vasilハードフォーク後の展開についても報告しており、これまでの道のり、今後の展開などについてまとめました。
6ヶ月間で9000万のSUNDAEトークンを割り当てた、SundaeSwap Yield Farmingプログラムが終了
SundaeSwap DEXのローンチ時に、6ヶ月間で9000万のSUNDAEトークン(1日50万トークンの放出)を、SundaeSwap Yield Farming(イールドファーミング)プログラムに割り当てました。
そして、このプログラムは7月19日に終了しました。これらの報酬は、ハーヴェスト処理をした後に、通常通り30日の満期を終えたのちに支払われます。
なお、先月に、SundaeSwapはイールドファーミングを安定させ、一部のユーザーに影響を与えている問題を解決しており、引き続き注意深く状況を監視しています。
もしまだアンロックに問題がある場合は、(contact@sundaeswap.finance) までメールを送っていただくか、SundaeSwapのディスコードでチケットを発行していただければ、すぐに技術チームへサポートを求め解決することが可能です。
また、間違った量の報酬を受け取ったユーザーに対して報酬の支払いを行なっており、このような事態を招いた要因や、今後このような事態を回避するために行ったプロセスの重要な変更について、事後報告を行う予定です。また、このような事態を回避するため、プロセスを大幅に変更する予定と報告しています。
DEXの未来を含む様々なトピックについて投票を可能にするガバナンスポータルの取り組み
Cardano上で完全に分散化された取引所であるSundaeSwapは、その使命の一環として、コミュニティがDEXとその開発、そして国庫を含む管理に責任を持つことを念頭に、ガバナンスポータルの開発に取り組んできました。
スマートコントラクトで制御された投票とガバナンスを通じたコミュニティは、コミュニティメンバー間の直接的で信頼性の高い関わりを促進するオーナーレスマーケットプレイスを作るための中核となるステップです。
SundaeSwap Labsは、コミュニティと分散化の原則へのコミットメントから、SUNDAEトークン保有者に、将来のYield Farmingイニシアチブについても投票することを約束しています。
そして、この数ヶ月、SundaeSwap LabsはYield Farmingの未来を含む様々なトピックについて投票を可能にするガバナンスポータルの開発に取り組んでおり、今月末にはこのポータルの最初のスニークピークを公開する予定です。
SundaeSwapガバナンスの将来のイテレーション(一連の工程を短期間で繰り返す、開発サイクル)では、ガバナンス・スマートコントラクトが、ステークウェイト投票、提案提出ルール、トークン閾値、委任機能、投票定足数と通過閾値、成功したコード提案の時間ロックなど、強固な初期ガバナンス構造を提供する予定です。
スマートコントラクトベースのガバナンスが実装されると、DEXの開発、新機能、マーケティング、パートナーシップなどの分野でリーダーシップを発揮するために任命されるいくつかの委員会の概要を示す初期案とともに、完全なFAQガイドが提供される予定です。
詳細は下記の記事をご覧ください。
Vasilハードフォーク後のSundaeSwapの展開
SundaeSwap Labsの記事は、シェリー経由のステーキングの展開以来、最も重要なネットワークアップグレードとなるVasilハードフォークにより、新生エコシステムに多様な改善をもたらすと述べています。
これは、多様なDeFiパートナーと協力して行われる最初のカルダノのハードフォークであると述べています。したがって、カルダノのユニークな進化と革新の能力を実証する重要なマイルストーンとなります。
SundaeSwapはCardanoの理念を反映した慎重で整然としたアプローチの一端を担い、節約とスケーラビリティの改善を利用可能になるよう、すでに新しいバージョンのコントラクトに取り組んでいます。
まだ初期段階ですが、この作業には、発売以来判明した劇的な改善や新しいアイデアが含まれており、完成後、完全に監査され、リリースされれば、Vasilの機能をフルに活用できるように設計されているとのことです。
その詳細については、開発ライフサイクルがさらに進んだときに、より詳しく説明すると報告しています。
現在行っているアップデートが必要だったオフチェーンシステムの一部は、以下の通りです。
- Ogmiosから読み取るためのGoクライアントライブラリである「Ogmigo」を更新し、新しく追加されたフィールドを認識できるようにしました。
- スクリプトのコンパイルに影響を与えず、スクリプトのハッシュを変更することなく、有効なポストVasilトランザクションを作成するために、トランザクションの構築を更新する。
- UTXOのクエリに関するcardano-nodeの性能低下を回避するため、scooperソフトウェアを更新しました。
- トランザクションへの入力の値を調べる多くの場所を更新し、現在では付随する出力を指すことがあります。
- 統計のロールアップとイールドファーミングに関連するすべてのコードの全般的な見直しを行い、我々の仮定に違反する可能性のある場所を特定しました。
- これらすべての変更点の徹底的なテストを行いました。
詳細は下記の記事をご参考ください。
Vasilがもたらす暗号エコシステムの新たなマイルストーン
今回は、Vasilハードフォークにおけるカルダノエコシステムの裏側で、多くのプロジェクトが開発を行っています。今回は、プロジェクトの一つであるSundaeSwapを取り上げました。
当然SundaeSwap以外の多くのプロジェクトもこのマイルストーンによる恩恵を受けるべく、多大な努力を払いながら開発を続けています。
カルダノのユニークな進化と革新の能力を実証する重要なマイルストーンであるVasilハードフォークは、カルダノエコシステムを次のステージへ押し上げ、暗号エコシステムの新しい扉を開くことになると考えられます。
こうしたパイオニアたちのプロジェクトの背中を追いかけるように、イザナミ・プロジェクトも現在Symons Labチームで、カルダノのユニークな進化と革新の能力を最大限に活かせるよう日々研究・開発を行っています。
そして、カルダノが1760日間無停止状態という新たなマイルストーンに到達し、業界で最も安定したネットワークの1つであることを確認、約5年間問題なく動作しています。
また、Cardanoは最も活発に開発されているネットワークの1つであり続けており、Vasilハードフォークはさらに新しいユーザーと開発者を惹きつけると、U.TODAYが伝えています。
最新のデータでは、カルダノ・エコシステムは現在1040のプロジェクトが開発を進めており、着実に堅実に、地道な作業を一歩一歩積み重ねながら、日々ブロックチェーンの未来を切り開いています。
もしこの記事が気に入っていただけましたら、SIPO、SIPO2、SIPO3への委任をどうぞよろしくお願いいたします!10ADA以上の少量からでもステーキングが可能です。
ステーキングについて知りたい方は、下記の記事をご参考ください。
ステーキング(委任)とは?
カルダノ分散型台帳システムによるステーキングの魅力とその方法:2021版
Q&A:カルダノ、ステーキングに関する基本的な説明集
ダイダロスマニュアル
ヨロイウォレット Chromeブラウザ機能拡張版マニュアル
ニュース動向 in エポック350
カルダノ、7日間で大量のDeFiインフローを記録、dAppsの数が増加
DefiLlamaのデータによると、カルダノのDeFiエコシステムの総価値ロック(TVL)は、過去24時間で7.36%の正の増加を記録しています。また、カルダノのdAppsの数が増加し、そのチェーンに付加価値を与えており、7日間にわたり大幅なDeFi流入を記録しています。
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5000万人以上のTrust WalletユーザーがCardanoを利用できるようになりました。ADAは1ドルへの挑戦を準備中であるとZycryptoが伝えています。
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カルダノで今後最も注目度の高いソリューションの一つであるレイヤー2とサイドチェーンについてまとめてみました。
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また、IOGは、分散化のさまざまな側面とガバナンスへの活用を研究するため、エジンバラ大学と共同で新たな事業体を構築する計画です。
Djedの手数料について知っておくべきすべてのこと
CardanoのVasil HarkフォークとDjedのメインネットへの展開が近づいてきたので、Djedプロトコルについて、特にその手数料体系についてより多くの情報を共有する時が来たと考えています。
Santiment:Githubの7月の開発活動で、カルダノは際立ってトップに
カルダノ開発レポート:2022年7月22日版
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